と気になっている方は多いのではないでしょうか。
ピアノを弾くことで脳を活性化させ、認知症予防につながるのならぜひ試してみたいですよね。
先に結論を言いますと、ピアノは脳の活性化に最適な方法のひとつです!
実は脳科学の観点からも、ピアノによる脳の活性化は医学的根拠が高いと分析されているほどです。
この記事では、なぜピアノが脳の活性化につながるのかを詳しく解説していきます。
ピアノは何歳からでも始めやすく、座ってできるのでシニアの方にとてもおすすめです!
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ピアノはボケ防止になるって本当?
脳の老化予防にはいかに脳を活性化させ続けるかが重要。
脳の細胞は刺激を与え続けないと、どんどん死んでしまいますが、脳の活性化を促すことで老化防止につなげることが可能です。
これは本当なのでしょうか。
ボケ防止になると言われる理由
ピアノを弾くときには、左右の指が異なる動きをします。
この脳内の動きに沿って、ピアノがボケ防止になる理由を見てみましょう。
ピアノを弾く一連の動作が脳内を動かす
まずはピアノを演奏するとき、次のような動作が生じます。
- 楽譜を見て理解する
- 指を動かす指令が脳に伝わる
- 鍵盤を探して音を鳴らす
- 出した音を耳で聴いて判断する
ピアノで音を出すという動作の中で、たくさんの情報が脳に伝達され脳内の細胞がフル回転している状態となるのです。
脳が活性化している状態に自然と持っていけるということになります。
10本の指の独立した動きで脳を活性化
指を1本ずつ独立させて動かそうとしたとき、意思とは裏腹に指が全部一緒に動くという経験をしたことはありませんか?
特に中指と薬指はなかなか思うように動いてくれないものですよね。
筋肉や骨のつくり、そして脳から伝わる指令は一本一本への指令ではなく指全体に伝わる為、独立させるのは至難の業。
ところがピアノは一本一本の指を動かす動きが必要。
普段は意識してやらないこの動きにより、脳の広い範囲が刺激され活性化されます。
シナプスを維持
ここで少し脳細胞の情報伝達物質である「シナプス」の話をしたいと思います。
何でシナプスが関係あるのかと言いますと、年を重ねるごとにシナプスの働きが弱くなり、
ネットワークが途切れてしまうという現象が起こるのです。
そして何かを覚える、判断するという脳の機能が失われてしまうのが認知症のシステム。
ピアノは「記憶」と「確認」動作の繰り返し。
この連鎖の中で脳への刺激と伝達が繰り返し行われ、シナプスを強化し、継続することで認知症予防につながります。
ピアノを弾くことによるシニア世代のメリット
ここでピアノを弾くことによるメリットをいくつか挙げてみます。
- 認知症予防に効果絶大
- ピアノは脳トレになる
- 実はピアノは全身を使って弾いている!?
- 記憶力が良くなる
- 心と体に与えるリラクゼーション効果
ピアノは指運動のように見えますが、健康維持にも高い効果を発揮してくれそうですね。
一つずつ詳しくみていきましょう。
認知症予防に効果大
ピアノを弾こうとする時、楽譜から読み取る情報を表現するために、一瞬にして脳内がたくさんの処理を行おうとします。
指や足に指令を出しながら、音程やリズム、テンポが保てているかなど、一つのことだけでなく、たくさんの事を同時に行う処理能力(多重課題)が必要です。
人が集中する瞬間ですね!
「一度に複数の異なる動きをするのは苦手なので、自分にはピアノは向いてないかも」
こんな声が聞こえてきそうですが、始めは誰もがうまくいくか不安になるものです。
ピアノの場合は一つ一つの練習をコツコツやっていくうちに、自然とできるようになる場合がほとんどです。
ピアノはこの多重課題の連続で、しかも自然と行うことができるので、認知症予防にとても効果的であると言えるでしょう。
ピアノは脳トレになる
近年注目を集めている、脳を活性化させるトレーニング「脳トレ」。
ピアノが脳を活性化させることは先述しましたが、これにより認知機能の低下を防ぐことができます。
ピアノは激しく動かずとも、座って弾くことができるので、多くの高齢者施設で脳トレの一環としてピアノが取り入れられています。
脳トレを行うことで、認知症予防だけでなく、ストレス発散やコミュニケーション能力の向上、協調性向上などあらゆる機能の向上に期待大!
実はピアノは全身を使って弾いている!?
ピアノを弾いている際の脳内の動きを見てきましたが、身体はどのような動きをしているのでしょうか。
一見シンプルな動きに見えますが、実は全身運動に匹敵する身体の使い方をしています。
- 背筋を伸ばして正しい姿勢を保つためには体幹の維持が必要
- 音を鳴らす際には脳から届いた指令の他に鍵盤を押す力が働くため、腕や指の筋力が必要
- ペダルを踏むには足の筋肉が必要
このようにピアノはシンプルに見える動作の中で、全身の筋肉や筋力が隅々まで使われているのです。
記憶力が良くなる
「楽譜を目でみて、鍵盤の位置を探す」
この時脳内では、音を覚えようとする指令が働いています。
子供の脳は情報をすぐに暗記することに優れていますが、年を重ねていくと記憶するためには、反復することが必要になってきます。
ピアノを練習することで、何度も同じ部分を繰り返し練習していくうちに、その情報は脳内のメモリに記憶され、記憶力の上昇につながります。
心と体に与えるリラクゼーション効果
「クラシック鑑賞に行ったのに、心地良くて寝てしまった」という経験のある方もいるかもしれません。
心地よい音を聴くことにより、脳内には自律神経を整える「セロトニン」という物質が分泌されます。
セロトニンの分泌により、筋肉の緊張をほぐし感情や血流を安定させるため、身体がリラックス状態に。
そして人が何かを成功させた時に感じる達成感は、幸せホルモンと呼ばれる「ドーパミン」を生み出します。
ピアノ演奏をすることにより、精神安定を図るセロトニンが、そして自分で弾けたという達成感によりドーパミンが同時に分泌されるのです。
これはかなり高いリラクゼーション効果が期待できますね!
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が用意されていて、ピアノ初心者でも楽しく学べる工夫がされています。
「うっきうきピアノ」の教材は、テキスト、16曲分の楽譜、DVD3枚 です。
テキストは16ステップに分かれていて、1ステップごとに1曲が弾けるようになる仕組みになっています。
最初は、右手だけで弾ける曲からはじまり、有名なディズニーの曲やジャズの名曲までと、全16曲をマスターできるようになっています。
初心者でもおすすめです。
まとめ
今回はピアノがボケ防止になるのか、シニア世代がピアノを弾くメリットについて詳しく解説してきました。
- 脳の活性化を促すためには、脳に刺激を与えることが大切
- ピアノが認知症予防になる最大の理由は全身運動&脳内フル回転
- 音楽にはヒーリング効果があり、ピアノを演奏することは心身の健康維持につながる
- ピアノの練習を持続することにより、向上心を持つことができ前向きな気持ちになる
- ピアノを通じて人とのコミュニケーションを持つことができる
指先は第2の脳と言われているほどたくさんの神経が集まっており、脳へダイレクトに通ずる部分とも言えます。
ピアノはこの脳を刺激するのに最適な指先を主に使いますが、その動作の中で自分で意識していなくとも、身体のあらゆる器官が大活躍!
そして集中力や忍耐力、傾聴力の向上も期待できます。
いつまでも維持していきたい能力が、自然と鍛えられるのは嬉しいですよね。
本物のピアノを用意するのはなかなか敷居が高いですが、現在はキーボード等の鍵盤楽器が充実しているため、座りながら気軽にテーブルやデスクで楽しむことができます。
日々の生活にピアノを取り入れることで、脳を活性化させ生き生きと過ごすことができ、きっと健康寿命を延ばすことができるでしょう。
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