「ギターを練習したいけど夜しか時間がない!」
「夜でも静かに練習する方法を知りたい」
せっかく始めたギター。
練習時間を確保するのは難しいですよね。
夜しか空いていない方でも様々な方法やグッズを使えば練習することはもちろん可能。
今回は夜でもギターを練習する方法を
- クラシックギターの音量
- 防音グッズ
- サイレントギターの紹介
の順で紹介します。
夜でも練習して、どんどん上達したい方はぜひ参考にしてくださいね。
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クラシックギターはどの程度の音量?
そもそもクラシックギターはどの程度の音量なのでしょうか。
音の大きさは単音で鳴らすのか、思いっきりストロークを鳴らすのかによって異なります。
今回は大きく鳴らしたときと、日常の音を比較。
ギターは意外と大音量 日常の音量比較
まずは音量による感じ方の違いを見ていきます。
どの程度の音量でどう感じるかを認識していきましょう。
データは日本騒音調査ソーチョーより引用します。
音量(dB) | 認識の程度 |
---|---|
30 | 非常に小さく聞こえる |
40 | 聞こえるが会話には支障なし |
50 | 大きく聞こえる、通常の会話は可能 |
60 | 大きく聞こえ、うるさい |
70 | かなりうるさい |
80.90 | うるさくて我慢できない |
100~ | 聴覚機能に異常をきたす |
60dBあたりになるとうるさいと感じる音量。
夜などのリラックスしたい時間帯はなおさらかもしれません。
住んでいる住居が木材か鉄筋コンクリートかなどによっても音の伝わり方は異なるため、その点も注意が必要。
次に生活音とその音量を見ていきます。
音量(dB) | 音の種類 |
---|---|
42~58 | 家庭用換気扇 |
64~72 | 洗濯機 |
57~72 | テレビ |
64~75 | 目覚まし時計 |
60~76 | 掃除機 |
80~90 | ピアノ |
96 | ギター |
この表を見ると、ギターの音がどれだけうるさいと思われるかがわかりますね。
夜にするか意見が分かれる洗濯機よりも大きな音となっているのは驚き。
近くで弾かれたら我慢できません。
注意!昼より夜の方が遠くまで音が響く
ギターの音量が分かったところで次は騒音を夜に出す影響を見ていきましょう。
ここで注意点ですが、ギターに限らず音を出すとき、昼に出すより夜の方が遠くに響くという特性があります。
というのも、音というのは空気の温度で伝わる速度が異なるものなんです。
気温が高いと速度が速くなり、低いと遅くなります。
昼は太陽によって地表近くがあたためられ、上空よりも気温が高くなります。
図のように、昼は音が出た時に速く進み、徐々に気温が低い高さに行くと進む速度が遅くなるのでそのまま上空に放たれているのがお分かりいただけるでしょう。
しかし夜になると、地表の温度が低くなるので最初は進みが遅くなります。
そして高さが高くなるにつれて気温が上がるので、そのまま遠くまで伝わってしまうのです。
夜にギターを大音量で弾いた場合、影響を及ぼしてしまうのは隣の部屋だけではないかもしれないので、注意が必要です。
クラシックギター 夜に弾いたときの影響
仮に夜、何も対策をせずにクラシックギターを弾いた場合、どのような影響があるのか。
把握することで未然に防いでいきましょう。
近隣住民からのクレーム
まず予想できるのが、近隣の方々からのクレーム。
夜は仕事終わりや学校終わりに家でリラックスをする方も多いでしょう。
疲れている方も多いはず。
そんな中ギターの音が隣の部屋や近くの家から聞こえてきたら、騒音として不快に思う方も出てくるかもしれません。
そんな日々が続けばクレームになってしまうことは簡単に予想ができますね。
家族からの冷たい目線…
また、そんな思いをするのは家の外の方だけでなく、家族もまたギターの音を迷惑に感じているかもしれません。
仕事終わりや学校終わり、家事育児に疲れている家族もいるでしょう。
赤ちゃんがいたらなおさら、気持ちよく思うはずがありません。
そんなことにも気づかず、ギターを弾いていたら冷たい目で見られてしまいます。
クラシックギター 防音グッズ
そんなことにならないようにしっかり対策していきましょう。
できることはたくさんあります。
まずは防音グッズからご紹介。
小さな音なら隣人まで届きにくいですし、違う部屋で弾けば家族も気にしないかもしれません。
サウンドホールカバー
まずはサウンドホールカバー。
その名の通りギターのサウンドホールにはめ込むカバーです。
音がボディ内で響くのを防ぎ、音を小さくします。
もともとは音のハウリングを防止するためのグッズでしたが、消音効果も期待大。
サウンドホールの大きさはギターによって異なるのでしっかり測ってから購入するか、ギターを持って行って購入しましょう。
弱音器
こちらは弦の振動を減らすグッズ。
音がならないというよりは音が伸びないようになります。
常にミュートをした状態のようになるもの。
こちらも効果的です。
防音室
高価ですが、気にせず弾きたいなら防音室。
0.6帖のものもあり、ギターを弾くには十分な広さです。
完全な防音ではありませんが、音量としては隣の部屋で弾いても問題ないくらいに。
リモートワークの仕事場として活用している人も。
防音向き!音量の小さいクラシックギターもあり
また、そもそも音の小さなギターを使うことでも防音において効果的です。
それがサイレントギター。
YAMAHAのサイレントギターです。
ヘッドホンをさせば音もならせますし、ささずに練習してもクラシックギターほどの音量は出ないので夜の練習にはサイレントギターの方がおすすめです。
サイレントギターは他にもいくつかメリットがあります。
- 軽量かつコンパクトで持ち運びしやすい
- リバーブをかけたり、アレンジができる
- アンプ・ヘッドホンにつなぐと良い音を奏でることができる
- ステージでもハウリングしない
夜に家で弾くだけではないので他にもいろいろな方法で使ってみるのも良いですね。
まとめ
- ギターの音は通常不快な音量
- 夜に弾くと昼より遠くに響く
- ギターの防音グッズを使えば音を小さくすることが可能
- サイレントギターも効果的
グッズやサイレントギターを使えば夜に練習することは可能です。
練習時間を確保してどんどん上達していきましょう。
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